草刈りもひと段落かな?という時期になりましたが10月に入りいよいよ今年植える予定の圃場整備に取り掛かっております。
6月にセスバニア田助の種を蒔き田んぼから畑への転換に挑戦中の圃場の進捗状況をお伝えしていこうと思います。
圃場プロフィール
・元田んぼ
・耕作しなくなって3年程
・年間通しぬかるんでいる箇所がある
・全体的に粘土質がきつい
前回までの様子は田んぼから畑に転換→ヘーゼルナッツ農園に〜その①〜をご覧ください。
こんな感じの圃場ですが8月末にセスバニアを刈って粉砕しすき込んで行く作業に入りました。
セスバニアはすくすくと成長し花が咲く頃で背丈3mほどになっていました、びっくりするほど良く育ちました、花が咲き刈る時期が遅れると種が落ち雑草化してしまうので刈る時期には注意です。
対策その④
セスバニアを刈った後に1回、時間をあけてもう1回耕運。
現在の様子はこちら↓
粘土質はだいぶ改善され、全体的にじめじめ感は無くなりました、雨が降ってもいつまでもじめじめしている事も無くなりました、これ植えられるかも!といった感じになっておりますが問題はここからです、耕運できる地表から20cmほどまではいい感じでも問題なのは地表から60cm〜1mほど下がどうなっているかです。
穴を掘ってみました!
深いところで1m程掘ってみましたが思ったより粘土質じゃない!耕運機で耕せる20cm下より下の部分はもう少し範囲を広げて混ぜていきたいところではありますがまずはひと安心です。
これは今年度に植えられそう!これは幸運です、前回元田んぼの改良をした時にはもう少し粘土質な感じがありました。元々の土の性質が良かったのだと思います。
対策その⑤
しばらく放置してみて雨が降った後に穴に水が溜まらないかなどチェックした後何かしらの資材(今回は腐葉土か完熟堆肥か籾殻かケイントップか…手元にあるものでいけるかなぁ〜)を入れて周りも少し掘りながら一度埋め戻し2月から3月の定植を待ちたいと思います。
前がりんごや桃や杏などの場合はこんなに手をかけなくてもいいのですが元田んぼだった場合は手をかけてあげないと良く育ちませんし、粘土質の土に植えてしまうと植えてからしばらくは生育が良くても冬を越えて春芽吹かずに枯れます、これはもう間違いなく枯れますのでヘーゼルナッツを元田んぼに植えようとしている方は土の様子を見ながらしっかり改良してあげてから植えてあげてくださいね。
本年度の苗木のご予約は終了させて頂きました、仲間が増えていく嬉しさと数年後のヘーゼルナッツの認知度や需要がどうなっていくか楽しみで仕方ありませんもっともっとたくさんのヘーゼルナッツ農家さんが増えたらいいなぁ〜